宿泊予約が増える!民泊・ホテル写真の撮り方とプロ撮影のすすめ

 

不動産や宿泊施設の撮影を専門のひとつとしている私たちですが、今日は「写真が宿泊予約にどれほど影響するか」について、実体験も交えて簡潔にお話ししたいと思います。

2,3分で読める短い記事ですが、今すぐ使える内容が詰まっています!

宿泊施設や賃貸物件を所有している方、管理している方、ぜひ最後まで目を通してみてください。

 

「写真なんて適当でいい」は、もう通用しない

私たちは普段、ホテル予約サイトやインスタグラムを見て、じつは数秒で「ここに泊まるかどうか」を判断しています。

忙しい現代人。宿泊施設の選択肢が多いエリアではとくに、一覧で表示されたすべての宿泊施設の詳細ページをいちいち開いているヒマなんてないのです。だからこそ、最初に目に入る1枚の写真が勝負。

でも、民泊ホストの方やオーナーさんの中には「スマホでもまあまあ綺麗に撮れるし」と思っている方が少なくありません。実際、性能の良いスマホであれば明るい時間に撮ればある程度見栄えのする写真が撮れます。

でも残念ながら、それが予約に繋がるかどうかは正直別の話なのです。

なぜなら、他の物件との差がつかないから。さらに普段何も意識せずに撮るふつうのスマホ写真は

  • 広さやレイアウトが伝わらない

  • 明るさや照明の色がおかしい

  • 傾いていて違和感

  • 生活感が出すぎている

といったことが多く、こんな写真では、他の選択肢が多い中でお客様に「ぜひここに泊まりたい!」とは思ってもらえません。

 

実際にあった「写真戦略」で予約数が急上昇した事例

そうは言っても実際の効果についての実感は湧かないと思うので、ここでは四国にある市街地で、比較的小さめの築60年ほどの一軒家を民泊として運営している方の例を紹介します。

地方都市ということもあり、都心部などと比べれば宿泊客や宿泊施設の全体数は比較的少ないながらも、やはりここ数年はインバウンド観光の盛り上がりもあり、ライバル施設がどんどん増えてきていました。

はじめは「とにかく安く泊まれる宿」として売り出していたそうですが、予約はまばら。ところが、私たちが写真を撮り直させていただき、その物件の懐かしくて落ち着く雰囲気を生かしながら見せるようにしたところ、客層がガラッと変わりました。

具体的には、海外からの観光客だけではなく20代〜40代の女性グループや、都市部からのワーケーション目的の長期利用者が増えたようです。

もちろん旅行者や宿泊客の全体数が大幅に増えた可能性も否めませんが、その分ライバル施設も増えているので、その中で選んでもらうためには、やはり見せ方はとても重要。写真って単に「空間を写すもの」でななくて、その場所での体験を想像させるものなのです。

あなたの物件、今の写真で「泊まったらどんな時間が過ごせそうか」伝えられていますか?

 

私たちが撮影で心がけている3つのこと

撮影のコツについてはたくさんありすぎるので、この記事内でお伝えするのは難しいのですが、ここではあえて、今すぐに見直すことで、スマホ写真であったとしても印象がガラッと変わるポイントを3つだけお伝えします!

  1. 光の取り入れ方
     自然光がしっかりと入る昼間の時間帯を見計らって撮影します。その上で室内の照明もONにします。やわらかい光は、部屋の印象を何倍も良くします。

  2. 広角で撮る
     その物件を見たことがない人に空間の雰囲気を伝えるためには、広く写した写真があると全体像がつかめて安心します。スマホの場合も広角レンズがあればどんどん使いましょう。

  3. 物件の「物語」や暮らしの気配を意識する
     たとえば、ベッドの上に開いた本、ソファに置かれたブランケット、生活感の出過ぎはNGですが、一見重要じゃなさそうな小さな家具選びにもこだわり、温もりを伝えます。

 

プロに頼むのは「贅沢」ではなく「投資」

関西や四国の地方都市では、「撮影にお金をかけるのはもったいない」と感じるオーナーさんも多い印象があります。特に、物件の数が少ない地域では「どうせ来ないだろう」と思ってしまうかもしれません。

でも、だからこそ他と差をつけるチャンスでもあります。

以前撮影させていただいた瀬戸内海の離島にある宿は、当時は周囲にライバル施設がまったくない(つまり宿泊客もあまりいない)にも関わらず、プロの写真を掲載したいとのことで関わらせていただきました。自分で言うのはどうかと思いますが、それが功を奏して、東京からわざわざ泊まりに来る人が絶えない宿になっているそうです。

競争が少ない地域こそ、良い写真が最強の武器になったりもします。

しかも撮影代金は1回、数万円かかるとはいえ、宿泊施設や賃貸物件などの運営をされている方にはご理解いただけるかもしれませんが、物件によっては1日(1泊)〜、長くて1, 2ヶ月もあればその代金の回収はできてしまうので、投資としてはかなり大きな価値があるはずです。

 

「写真を変えるだけ」で起きた変化

これまで私たちが撮影を担当させていただいた宿では、以下のような変化がありました。

  • 検索結果でクリック率が増えた

  • 1泊あたりの単価を上げてからも予約が増えていった

  • 長期滞在のゲストが増えた

  • SNSでの反応が増えた

「ただの写真」が「物件の価値」を何倍にもしてくれるのです。

 

あなたの物件、もったいないままになっていませんか?

今の写真、何ヶ月も前に撮ったまま放置していませんか?
季節感や清潔感、光の入り方、今の状態をちゃんと伝えられていますか?

「うちの宿は立地も良くないし…」と思った方。

逆です。だからこそ、写真だけでかなり変化があります。

最後にひとつ、ぜひご自身に問いかけて考えていただきたい質問です。

今の物件写真を見て、あなた自身が「ここに泊まりたい」と思えますか?

もし「ちょっと自信ないかも」と感じたなら、ぜひ一度、プロの力を借りてみてください。私たちは、写真で物件の魅力を100%以上引き出すお手伝いができると信じています。