【完全保存版】民泊ホスト必見!やってはいけない写真NG例10選と今すぐできる改善策
不動産・民泊撮影のフォトグラファーとして活動している私たちが、今日は「民泊写真のNG例」について、実体験を交えてわかりやすくかつ簡潔にお話ししようと思います。
これまで関西や四国を中心に、数百件を超える物件の撮影をしてきました。オーナーさんとの会話の中で毎回感じるのは、「写真の大切さはわかってるけど、具体的にどうすればいいのか分からない」という声。
特にスマホで自分なりに頑張って撮ってみたけれど、思ったような予約が入らない…なんてこと、ありませんか?
実は、“NG写真”には共通点があります。そしてじつはその多くは、ちょっとした工夫で改善できたりするのです。
今回は、私が実際に現場で見てきた「これはもったいない!」という写真のNG例を10個紹介します。そして、すぐに使える改善ポイントもあわせてお伝えします!
NG例1:暗い部屋の写真
これは本当によく見かけます。特にスマホで撮影している方に多いのですが、室内が暗くて何があるのかよく分からない写真。
暗い写真の物件は、実際には良い物件だったとしても問い合わせすら来ないことも多いです。人間の心理として、暗い場所には不安を感じるものです。
また民泊を選ぶゲストは「安心して泊まれる場所」を探しているので、暗い写真では選択肢から外されてしまいます。
改善方法:
- 撮影は必ず昼間の明るい時間帯に
- すべての照明を点灯させる
- カーテンやブラインドは全開にする
- スマホの場合は露出補正機能を使って明るく調整
カーテンについては、可能であればレースのカーテンだけ閉めると、やわらかい光がお部屋全体にまわるのでベスト。遮光レベルの低いロールカーテンを閉めて、窓からの直射日光(固い光)をやわらかくするのも良いと思います。
NG例2:生活感が出すぎている
これも頻繁に見かける失敗例です。洗濯物が干してあったり、私物が散らかっていたり、ゴミが入った状態のゴミ箱が写り込んでいたり…。
以前、民泊物件のオーナーさんが「普段の生活の様子も見せた方が親しみやすいのでは?」とおっしゃっていたことがあります。たしかにそういう場合もありますが、実際には逆効果になることの方が多いです。
改善方法:
- 撮影前に徹底的に片付ける
- 私物は一切見えないように収納
- タオル類も新品同様のものを使用
- 洗剤やシャンプーなどのボトル類も整理整頓
清潔感は、民泊選びの最重要ポイント。少しでも生活感があると、「清潔なのかな?」という不安を与えてしまう場合があるので、少しやりすぎかな、という程度に片付け、整理整頓をした上で撮影に臨みましょう!
NG例3:歪んだ・傾いた写真
スマホで撮影する際によくある失敗です。床が斜めになっていたり、壁が歪んでいたりする写真を見ると、人は無意識に違和感を覚えます。
プロを名乗って活動しているフォトグラファーの中にも、このような写真を撮る人は少なからずいます。人物しか撮った経験がなかったりすると、水平、垂直は建築撮影の命だということが意識できていない場合があります。
改善方法:
- スマホのグリッド機能を活用
- 水平・垂直を意識して撮影
- 撮影後に回転・トリミング機能で微調整
- 撮りづらければ三脚を使用
「あえて少し傾けたほうがおしゃれ」というようなことをおっしゃる人もいますが、建築写真についてはNGです。
NG例4:同じような写真ばかり
リビングの写真が5枚、でもすべて同じような角度から撮影されている。これでは物件の魅力を十分に伝えられません。
以前に民泊撮影の際、あらかじめオーナーさんがご自身で撮影した写真を何枚か送ってくださったことがありました。その既存写真を見ると…5,6枚ほどいただいたのですが、角度は変えつつもすべて、部屋の入り口から撮影されていました。
当然ながらその写真からは物件の雰囲気も、設備や広さなどの情報もまったく入ってこなかったのですが、撮影当日になって実際に物件を見ると、窓からの景色が絶景だったり、天井の梁が美しかったり、魅力的なポイントがすごくたくさんあったのです!
改善方法:
- 斜めのアングルも取り入れる
- 細部のディテール写真も忘れずに
- ゲストの目線になって撮影
私たちはいつも、「ゲストがここに泊まったらどんな体験をするか」を想像しながら撮影しています。
NG例5:魅力的でない外観写真
意外と見落としがちなのが、建物の外観写真です。古いマンションだから、狭い路地にあるから、といって外観撮影を諦めていませんか?
改善方法:
- 時間帯をいろいろ変えて撮影
- 緑や花などの自然要素を一緒に写す
- 街の雰囲気が伝わるような構図を選ぶ
大阪の下町エリアにある築40年のマンション民泊で、最初は「外観写真は載せない方がいいのでは…」とオーナーさんが心配されていました。でも、夕方の温かい光の中で、近くの商店街の賑わいも一緒に撮影したところ、「下町の温かい雰囲気が素敵」というレビューが多く寄せられるようになった例もあります。
NG例6:設備や備品が分からない
キッチンにどんな調理器具があるのか、洗濯機はあるのか、Wi-Fiの速度は?ゲストが知りたい情報が写真から読み取れないことがよくあります。
改善方法:
- キッチン用品のクローズアップ写真
- アメニティ類の詳細写真
- 電化製品の操作パネルも撮影
- Wi-Fi情報や説明書も写真で紹介
私たちの経験では、特に海外からのゲストは設備の詳細を重視します。言葉の壁があるからこそ、写真で分かりやすく伝えることが重要です。
NG例7:色味が不自然
スマホの自動補正機能に頼りすぎて、実際の色と全く違う写真になってしまうケース。特に照明の色温度が混在している場合によく起こります。
またスマホで撮影した写真に、良かれと思って加工したり不自然なフィルターをかけてしまうのもNGです。加工については一概には言えませんが、Instagram風の強すぎるフィルターや、色合いを極端に変えた加工は避けた方が良いです。
改善方法:
- 照明は統一した色温度のものを使用
- スマホの設定で色温度を手動調整
- 撮影後の編集で自然な色合いに補正
- 実際の見た目に近い色味を心がける
あなたは民泊を選ぶ時、写真と実際の部屋があまりにも違っていたらどう感じますか?
がっかりしますよね。正確な色味で撮影することは、ゲストとの信頼関係を築く第一歩でもあります。
NG例8:人が写り込んでいる
プライバシーの観点からも、写真に人が写り込むのは避けるべきです。特に近隣住民の方が写り込んでしまうと、後々トラブルの原因にもなりかねません。
改善方法:
- 撮影前に周囲を確認
- 通行人がいない時間帯を選ぶ
- 必要に応じて編集で消すかモザイク処理
- 窓の外に人が写らないよう注意
NG例9:画質が悪すぎる
解像度が低い、ブレている、ノイズが多い…。技術的な問題で写真の質が低下しているケースです。
和歌山の温泉街にある民泊で、オーナーさんが古いスマホで撮影された写真を拝見したことがあります。物件自体は温泉付きという素晴らしい条件だったのにもかかわらず、写真が粗くて魅力が全く伝わっていませんでした。
改善方法:
- スマホの場合は最高画質設定で撮影
- 手ブレ防止機能を活用
- 十分な光量を確保
- 必要に応じて三脚使用
NG例10:ストーリー性がない
最後に、これは少し高度なテクニックですが、写真全体にストーリー性がないというNG例です。
私がいつも心がけているのは、「ゲストがここでどんな時間を過ごすか」というストーリーを写真で表現することです。朝のコーヒータイム、夜のリラックスタイム、友人との楽しい時間…そんなシーンが想像できる写真を撮影しています。
改善方法:
- シーンを想定した小物の配置
- 時間帯に応じた雰囲気作り
- ゲストの体験をイメージした構図
- 感情に訴える写真を意識
番外編:撮影のタイミングも重要
少し、撮影のタイミングについてもお話ししたいと思います。
私たちが撮影で最も重視するのは「光」です。同じお部屋でも時間帯によってそれぞれ違う表情を見せます。季節によっても変わります。
基本的には、お部屋の撮影をするときにはすべての照明をONにして、午前10時〜午後2時くらいの一番明るい時間帯に撮影をするのがおすすめです。できればスマホではなく、広角レンズ付きのカメラで撮るとぐっと明るく広く写ります。
とにかく明るい時間帯であれば、ここまで挙げてきたようなNG例などもろもろの問題も起きづらくなりますが、西向きのお部屋はレースカーテンがない場合、西日が強く差し込む時間帯(日没前)の撮影については避けたほうが無難です。
曇りの日や小雨の日の撮影は、暗くなりそうなイメージがあるかもしれませんが、むしろ光がやわらかくなりお部屋全体がやさしい雰囲気に写ったりもするので、一概に避けるべきとは言えません。ただしプロでない限りはとにかく、晴れている日の午前10時〜午後2時くらい、が一番無難です!
それでもプロに依頼することのメリット
ここまで自分で撮影する際のポイントをお伝えしてきましたが、正直なところ、すべてを完璧にこなすのは簡単ではありません。
私たちがプロとして撮影する際は、機材だけでなく経験と知識を総動員します。どの角度から撮れば部屋が広く見えるか、どんな光の状態がその物件に最適か、どんな小物を使えばより魅力的に見えるか…こういった判断は、やはり経験がものを言うのかなと思います。
特に民泊を運営されている方の中には、「撮影にそこまでお金をかけるべきか迷っている」という方も多いと思います。でも月に数万円の収益の差が生まれるとしたら、撮影費用は十分に回収できるはずです。
写真で変わる民泊の未来
長々とお話ししてしまいましたが、民泊写真の重要性、少しでも伝わったでしょうか?
私たちがこれまで撮影してきた物件の多くで、写真を変えただけで予約率が2倍、3倍になったケースを見てきました。特に競合が多いエリアでは、写真の質が直接的に収益に影響します。
最後に一つお聞きしたいのですが、あなたの民泊写真は、自分が泊まりたくなるような魅力的な写真になっていますか?
もし少しでも不安を感じるなら、まずは今回ご紹介したNG例をチェックしてみてください。そしてさらに上のクオリティーを求めるならば、プロのフォトグラファーへの依頼も検討してみていただければと思います。
関西・四国エリア(その他の地域もご対応可)で民泊撮影をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの物件の魅力を最大限に引き出す写真をお撮りします。
民泊業界はまだまだ成長の余地があります。質の高い写真で、ゲストに選ばれる民泊を一緒に作っていきましょう!